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[ インタビュアー ]
大塚千春先生
  英語トレーニングで授業改善を進める先生方に、APETで講師を担当する大塚千春先生がインタビューしました。

このインタビューは、英語教員向け無料メールマガジン「集まれ!英語教員−生徒が伸びる英語トレーニング−」に連載しているものです。メルマガにご登録いただくと、最新のインタビューがお読みになれます(解除はいつでも可能です)。

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第47回 昨日よりも、よりよい授業を目指して・・・!
    〜 生徒の変化を、言葉で伝える 北海道 高等学校 山科 典子 先生
 今回ご登場いただくのは、
 山科典子(やましな のりこ)先生です。

 暖かい笑顔と、生き生きとしたお話ぶりが印象的な山科先生。
 今回は、日々の授業での実践の様子をお聞きすることができました。

(大塚) 山科先生は、先生になって何年目ですか?
   
(山科)

今の学校では、今年で3年目になります。
その前は、1年間時間講師をしていたので、
教員としては4年目ということになります。

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(大塚) 学校の様子を教えていただけますか?    
(山科)

まず、日本最北端の街、稚内市にあるというのが
第一の特徴だと思います(笑)。
稚内大谷高校は浄土真宗大谷派の学校で、
親鸞聖人の教えを建学の精神としています。
「報恩感謝、和顔愛語、自己反省、学行一体」の校訓のもとで、
生徒は毎日元気よく、明るく過ごしています。

全校生徒数は174名と少人数ではありますが、
目的意識を持って入学した生徒が多く、
生徒は学業やクラブ活動に熱心に取り組んでいますね。

資格取得にも、積極的に取り組んでいます。
英検以外にも、日本語ワープロ検定、情報処理検定や簿記等の取得を目指しています。
さらに、選択授業ではホームヘルパーの2級の資格取得もできるんですよ。
朝のHRの前には朝学習を行っていて、基礎学力の強化に努めています。

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(大塚) 山科先生は、どんなきっかけでAPETに参加されたのでしょう?    
(山科)

ICCを知ったきっかけは、学校あてに送られてきた
案内だったと記憶しています。
それをみて、「よし、参加してみよう!!」と。

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(大塚) きっと、稚内から東京のセミナーに参加されるのは、
思い切って、という感じだったのではないですか?
   
(山科)

そうですね、私自身、日々「向上心を持って生活したい」と思いながら
過ごしていますが、頂いた案内の中に
「英語力」「指導力」「授業力」という言葉があったんです。

これらはどれも、英語教員として、また学校の教員として、
自分自身もっともっと磨いていく必要のある力だなと強く感じました。
教師は生徒に指導をする立場であるのは勿論ですが、
教師自身が学ぶことも大切だと思うんです。

それを少しずつでも生徒に還元していくことができたら・・・と。
それと同時に、自分の授業・指導の中に、もっと工夫を加えて、
より良いものにしていきたいと思いました。

自分自身の力を磨いていくことこそ、
自分の授業・指導にとっても、自身のためにも必要不可欠だなと感じて、
「よし、参加していろいろ学ぼう!」と決意し、
参加させて頂くことにしたわけです。

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(大塚) 先生には、これまでに5つの講座にご参加いただきましたが、
APETで印象に残っていることはなんでしょう?
   
(山科)

やっぱり、模擬授業でしょう(笑)。
一番最初の講座で模擬授業があると知ったとき、
「えぇ〜っ、やるんですか、模擬授業!?」と思い、
一気に緊張感が高まりましたね。
何度参加してもそうですが、あの緊張感がよみがえってきます・・・。

生徒たちに授業をするのは、日々のことなので慣れているのですが、
先生方を前に短時間であれ模擬授業というのはあまり経験しないことなので、
とても不思議な感覚にもなります。

でも、自分に足りない部分を発見できますし、
多くの先生に出会ってお話させて頂いたり、模擬授業を拝見することで、
「あっ、この先生の指導のこういう部分、いただいて帰りたい!」と思うことが多く、
やはり、勉強になりますね。

それから、特に心に残っているのは
「達成感をいかに作り出すか」ということです。

生徒に達成感を与えるには、活動の前後で「変化」を起こせるかが重要で、
いかにして「変化」を作り出し、達成感を与えられるかが
指導力向上に不可欠、ということが、強く心に響きましたね。

さらに、そのためにはただ生徒を励まし、
褒めるだけでは不十分なんですよね。

生徒に起きた変化を的確にくみ取り、その事実を伝えることが必要で、
時と場合によって、励まし方、ほめ方も使い分ける必要があることを
学びましたし、普段から心がけるようになりました。

生徒に対する的確なフィードバックがどれほど大切かというのを
参加するたびに学ばせて頂いています。

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(大塚) やはり、授業で生徒さんに達成感を持たせるには、
的確なフィードバックが欠かせませんよね。
   
(山科)

実は、日々の授業に加えて、
テスト返却の時にも工夫をしているんです。

多少時間はかかりますが、
一人ずつ、気付いた点をひと言つけくわえて
テストを返却するようにしました。

「この部分は良くできたね」、「前よりもできているね」、
「これからはもっとここを伸ばしていこう」といった感じです。

すると、以前はすぐに机の中に答案をしまっていた生徒も含め、
「あ〜悔しい」、「やった!嬉しい」、「あ〜しまった」等、
様々な反応をするようになりました。

私としては、そういう言葉が出てきたことは
生徒たちが一歩成長した証ではないかと受け止めています。
そういう生徒たちを見ていると、何より私自身がうれしいですし、
さらにテスト結果を生徒が次の学習段階に生かしていくことができるよう、
日々指導していきたいと思いますね。

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(大塚) 山科先生の、今後の目標は?    
(山科)

そうですね、これまでAPETで学んだことを
少しずつ日々の授業に生かしてきました。
でも、もっと工夫・改善が必要だなと思うこともあります。

例えば「何の力を伸ばすための学習なのか」
「この活動を通して何の力が伸びるのか」といった学習目的・成果を
生徒に十分説明しないまま進めてしまったり、
時間に追われて急ぐあまりに指示が的確でない時があったり・・・。

いろいろと反省点もありますが、
これからも、はじめてAPETに参加しようと思ったときに感じた
「日々向上心を持って過ごしたい」という想いを大切に、
昨日よりも、今日の授業の方がより良いものになるよう、
自己研鑽を積み重ねていきたいと思っています。

そして、これから先も、何かを学び取り、吸収する姿勢を
生徒にも持ってもらいたいと思いますし、
私自身もそうでありたいと思います。

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(大塚) 最後に、全国の先生方へメッセージをお願いします。    
(山科)

私はAPETに参加する中で、多くの先生方が
自分と同じような指導上の悩みや課題に直面していることがわかり、
「あ、私一人だけじゃないんだな・・・」と勇気を頂き、
学ばせて頂いています。
そして、何事もまずは自分に出来ることから
積極的にチャレンジしようと思い、実際に取り組んでいます。

でも、成功する時もあれば、上手く行かない時も、やはりあります。
上手く行かなかったときも、そのまま放っておくのではなく、
そこから何を得て、どう改善し次へ生かしていくかが、
教員としても、一人の人間としても大切なのではないかなと思っています。
授業の1時間1時間を、大切にしていきましょう!

という私も、まだまだ発展途上ですので、
もっと磨きをかけないとな〜と感じています。
全国の先生方から学びたいなと思っていますので、
APETでお会いする機会があれば、宜しくお願いします!

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(大塚) 山科先生、ありがとうございました!
   
       

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