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[ インタビュアー ]
大塚千春先生
  英語トレーニングで授業改善を進める先生方に、APETで講師を担当する大塚千春先生がインタビューしました。

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第41回 模擬授業で、生徒の気持ちを理解する
    〜 楽しみながら学ぶ授業を目指して  静岡県浜松市立与進中学校 大箸 香織先生〜
今回ご登場いただくのは、
静岡県の中学校で教えていらっしゃる 大箸香織(おおはし・かおり)先生です。 大箸先生は、今年新採2年目。
第一印象は、なんといっても「元気!」「フレッシュ!」。
しかし、これまでの道のりには、様々なご苦労があったようです。

大箸先生が、これまでの歩みを語ってくださいました。
       
(大塚) 現在お勤めの学校は、どんな学校ですか?    
(大箸) 1年生から3年生まで、それぞれ6クラスずつあり、
1クラスの人数は、約38名です。
学校として部活動に力を入れており、どの部の生徒も一生懸命やっています。
とても元気な生徒ばかりですね。

去年から新採として、今の学校に勤務しています。

去年は1年生、現在は持ち上がりで2年生の担当をしています。
講師時代を含めると、現在教えて4年目になります。
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(大塚) 大箸先生に初めてお会いしたときは、
2005年の春でしたよね?
   
(大箸) はい。2004年に大学を卒業し、2年間常勤講師をしていました。
     
1年目に勤務した学校は、
それぞれの学年が1クラスしかない、小さな学校でした。
私は教育実習も高校にしか行かなかったので、
このとき、初めて中学校で授業をしたんです。

何もわからない状態で1年生から3年生までの授業を担当し、
授業もなかなか思うようにできないことばかりで、
今振り返っても、一番大変な頃でした。

この、大変な1年が終わった3月に
学校に届いたICCからのファックスを見て、APETに参加し始めました。
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(大塚) 先生は、どんな思いでAPETに参加されたんですか?    
(大箸) 先ほどお伝えしたように、講師1年目は、小さな学校だったので
英語の教員が私しかいなかったんです。

私自身が大学卒業したばかりで
分からないことだらけの未熟者なのに、
3学年を担当させてもらうことになりました。

もう、分からないことだらけ・できないことだらけで、
日々の仕事をこなすことで、精一杯でした。

そんな中、近くの学校に授業を見せてもらったり、
電話でいろいろなことを教えてもらったり、
周りの先生方に助けていただき、なんとか、無事に1年目を終えることができました。

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(大塚) なるほど・・・。かなり、がんばられたんですね。    
(大箸) はい、何とか、根性で(笑)。

でも、その1年が私としてはとてもつらくて、
「来年、講師の話をいただけなければ、語学力をつけるために
留学をしたいな・・・」と考えていました。

しかし、ありがたいことに、母校での常勤講師のお話を頂き、
気持ちを新たに頑張ろうと思っていた頃でした。
学校に送られてきたICCのFAXを見て、「これしかない」と思いました。

もっと授業力をつけたい!私自身が勉強したい!という
強い思いがあったので、迷わずに2つのセミナーを申し込みをしました。

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(大塚) 初めてAPETに参加されて、いかがでしたか?    
(大箸) そうですね、一言でいうと、なんというか、
本当に、感激しました。

すごくつらい1年間で自分の力のなさを痛感し、まったく自信がなかった私ですが、
そんな私でも、APETで学んだことを授業でやってみようと思える自信がつきました。

講師の先生も、とても素敵な先生ばかりで、
先生たちのようになりたいなという思いと、
他のセミナーも絶対に参加しようという思いを強く持ちました。
今では、9講座全部のセミナーを制覇することが目標です。

APETは、自分自身がもっと自信をもって授業をできるような方法を
身につけたいという願いを叶えてくれるセミナーだと思います。

それは、おそらく「見て理解し、実際に自分でやってみる」という
講座のスタイルによるものではないかな?と思います。
私も、学んだことを持ち帰り、
次の学期から、すぐに授業に生かすことができました。

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(大塚) 授業では、どんなことを取り入れているんでしょう?    
(大箸) そうですね、
教科書の内容を授業で扱うときには、
CDを使って「リスニング・チェック」を授業の最初と最後におこなっています。
これは、トレーニング前とトレーニング後に
CDを聞いて、聞こえ方を5段階で自己評価をするものです。
授業で学んだ成果を確認できますね。
    
また、本文を一通り読めるように音読をしたあとに
「10秒でどこまで読めるか」と時間を区切って黙読をして、
教科書の読めたところにチェックをさせています。

その後は、本文の中で大切な表現を抜き出して、
English trainer にあるサイトトランスレーションのように
英語・日本語を書いたワークシートを使用し、活動をします。

★大箸先生が使用しているワークシートはこちら。
http://www.icconsul.com/apet/pdf/mail_magazine_berabera.pdf

ワークシートを使った練習では、
ペアで交互に読みあったり、
どちらが早く音読できるか競争させたり、
時間制限で何回読めるか競争させたりなど、音読をたくさんしています。

その後、もう一度時間を計って黙読をやっています。

10秒でどこまで読めるかチェックをすると、
生徒も教師も目に見えて変化がわかるので、
私が何も言わなくても、競争したり、誉めあったりしています。

(大塚) 授業での生徒さんの雰囲気が、伝わってきますね。
APETで学んだことを授業で取り入れるときに、
どんなことを意識していますか?
   
(大箸) そうですね、APETでの「模擬授業」で、しっかり練習をしてから
授業で取り入れる、というステップが大切だと思ってます。
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(大塚) なるほど・・・。
メルマガ読者の皆さんにご説明すると、
APETでは、多くの講座で受講者の皆さんが「模擬授業」を
することになっているんですよね。

大箸先生は、初めての模擬授業では、どうでしたか?
   
(大箸) 初めて模擬授業をやった時には、とっても緊張して、
思うようにできませんでした。

でも、学んだことを自分が実際にやってみることで
理解を深めることができたし、
こんな感じでやればいいんだということを、体感としてつかむことができました。
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(大塚) うーん、そうですよね、その「体感」が大切ですよね。    
(大箸) はい。模擬授業で「やってみて、こうだったな」と体感しておくと、
授業で取り入れるときに、格段にやりやすくなりますね。

それから、模擬授業をやることで、生徒役として
他の先生方の授業を受けることもできます。
   
生徒と教師の両方の立場になることで、
教師側だけではなく、生徒の気持ちを理解することにつながると思います。

ついつい「教師の視点」だけで授業を組み立ててしまいがちですが、
生徒の気持ちを理解する上でも、模擬授業は役に立ちますね。
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(大塚) 模擬授業、結構ハードな経験ではないかな?と思うんですが・・・。    
(大箸) ほんと、そう思います(笑)。
変な話ですが、セミナーでやることは、どれもハードなんです。

でも、どのセミナーもスモール・ステップを使って
繰り返し方法を変えてトレーニングするので、
夢中になって活動し、いつのまにか目標を達成できているという感じです。
   
それから、私は中学校の教員ですが、
セミナーでは中学校・高校・大学などさまざまな学校から参加されています。
日本各地から参加されている教員の方と交流がもてることも、
私にとっての魅力の一つですね。
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(大塚) 今後に向けての抱負を教えてください。

   
(大箸) 生徒が、楽しみながら力をつけられるような授業をしたいです。

私がセミナーに参加して味わった楽しさや達成感を、
できるだけ多くの機会に生徒が感じられるようにしたいと思っています。
そのために、APETで学んだ変化のある繰り返し練習を大切に、
生徒の活動量を増やせるように、魅力ある授業を追求していきたいです。
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(大塚) 最後に、全国の先生方へメッセージをお願いいたします。    
(大箸) 私は、「まず、やってみること」「やればできる」と
物事を肯定的に見ることを、常に心がけています。
これもAPETを通して、強く感じたことです。

教材研究や授業準備など大変だなと感じる時もありますが、
一生懸命やった分だけ、生徒の反応や結果として返ってくると思います。

生徒にとっても魅力的な授業を追求し、
それを自分自身も楽しめるように、お互いに頑張りましょう!!
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